不妊関連用語集 さ行
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不妊関連用語集 さ行
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子宮外妊娠
受精卵が子宮内腔以外の場所に着床して成育した状態をいう。
胎児の育つスペースが無いので、流産や出血をおこすことがある。
そのため、子宮外妊娠の可能性がある時には、早く診断をつけて手術することが必要。
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子宮奇形
子宮は胎生16週までにミューラー管が癒合うしてできるが、この過程が妨げられると子宮に奇形を生ずる。
一般に流早産の頻度が高くなるといわれているが、軽度のものはそのまま妊娠・出産も可能であり、重度の場合は手術により治す場合もある。
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子宮鏡
(ヒステロスコープ)
膣から子宮に挿入する内視鏡。
検査や子宮内膜ポリープ切除、子宮内腔癒着の剥離、粘膜下子宮筋腫の切除術にも用いられる
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子宮筋腫
子宮の筋腫組織から発生する良性の腫瘍。
30才を過ぎると3.4人に1人はあるといわれる。
子宮筋腫のある人が全て不妊の原因になるとはならないが、大きさや場所などにより着床を妨げることがある。
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子宮形成手術
子宮奇形の場合に行われる手術。
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子宮後屈
子宮はお腹の側に軽く傾いていている(前屈)のが普通ですが、逆に背中側に向かって傾いていることを「子宮後屈」という。
かつては不妊症や習慣性流産の原因になるといわれて位置を矯正する手術が行われていたが、現在の医学では問題が無いとされている。
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子宮腺筋症
子宮筋層に出来る子宮内膜症
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子宮内膜症
子宮内膜組織が、子宮内腔以外の組織や臓器などに飛び火して増殖、脱落を繰り返す病態。
このため卵巣に血液がたまるとチョコレート嚢腫ができたり、癒着の原因となる。
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子宮内膜ポリープ
子宮内膜組織の粘膜上皮がポリープ状に増殖したもの。
内分泌異常によって起こるものもあるが原因不明のものが多い。
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子宮卵管造影法
(HSG)
子宮口から造影剤を注入して、レントゲン撮影により卵管の疎通性を調べる検査。
卵管の疎通性のほか子宮の形態異常や子宮頚管の形状、骨盤内の癒着の状態がわかる。
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自己抗体
自分自身に対しての抗体。
不育症の原因となる抗核抗体、抗リン脂質抗体などがある。
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自己抗体検査
不育症の原因となりうる抗核抗体、抗リン脂質抗体などを調べる検査を総して自己免疫検査という。
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視床下部
間脳にあり、神経系とホルモン系の働きを統合している総司令部にあたる器官。
ここから下垂体に指令が出て、それを受けた下垂体がそれぞれの内分泌器官に指令を出して各種ホルモンが分泌される。
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習慣性流産
子供が欲しいと思いながらも流産を繰り返しで生児が得られない場合を不育症といいます。
流産が2回続いた場合が反復流産といい、3回以上の場合は習慣性流産といいます。
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受精
精子と卵子が合体して、核が融合して新生命が発生する現象をいう。
通常、精子は膣内に射精されて、子宮内腔から卵管膨大部に到達する。
卵巣から排卵された卵子は、精子と出会う。
精子は卵子の透明帯を貫通して、その頭部が卵子内に入る。
すると卵子は透明帯反応などによってほかの精子の侵入を防いで受精卵となる。
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初期流産
妊娠12週未満の流産を「初期流産」といいます。
流産の多くは、妊娠4?12週の間に起こっています。
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ショート法
ショートプロトコール。
体外受精、顕微授精のときに、スプレキュアやナサニールなどのGnRHアゴニスト製剤にてFSHやLHなどのホルモンの分泌を抑え、卵巣の働きを一時的に止めるスケージュールのうちの1つの方法。
他に「ウルトラショート法」「ロング法」「ウルトラロング法」などがある。
ショート法の場合は、月経開始日からアゴニスト製剤を使い始めて、3日目からhMGと併用する。
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人工授精
採取した精液や精子を人為的に女性の子宮や子宮頸管部へ注入する。
受精や着床は自然な状態で行われる。
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進行流産
出血や下腹痛、子宮内容物が排除されはじめるなど、流産が進んでいる状態をいいます。
進行流産には、子宮の内容物がほとんど外へ出てしまった「完全流産」と、子宮に一部が残っている状態の「不全流産」があります。
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スプレキュア
GnRHアナログ(RnRHa)/ゴナドトロビン放出因子誘導。
FSHやLHなどのホルモンの分泌を抑え、卵巣の働きを一時的に止める薬。
本来は、子宮内膜症の治療薬として使われる。
体外受精時では排卵時期のコントロールに使われます。
鼻にスプレーする点鼻薬。
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精液検査
精液を採取して精子の数や運動率、奇形率をみます。
精子の採取は、手法にて行います。
クリニックから容器をもらってきて自宅にて採取して持って行く場合とクリニックにて採取する場合があります。
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精管精嚢造影
男性側の二次検査。
陰嚢上部を小切開して精管を外に出し造影剤を注入してレントゲン撮影により、精路の通過性を調べる検査です。
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生検
卵巣、精巣、子宮内膜など、生体の組織の一部を切除して、顕微鏡検査をすることをいう。
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精巣上体精子採取法
(MESA)
無精子症の場合、精液中の精子数は0でも精巣上体に精子が存在すれば採取して顕微授精が可能(多く採取できれば体外受精も可能)。
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精巣精子採取法
(TESE)
無精子症の場合、精子中の精子数は0でも精巣に精子が存在すれば採取して顕微授精が可能。
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性腺刺激ホルモン
(ゴナドトロビン)
性腺に作用して、性腺の発育と促したり機能を調節するホルモンの総称。
脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)、胎盤から分泌されるhCGの3種類がある。
FSHやLHは男性の精巣を刺激して造精機能を促し、テストステロンを分泌させる働きがある。
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性腺刺激ホルモン放出因子
視床下部から分泌されるホルモン。
脳下垂体に働いて、卵胞ホルモン(FSH)や黄体化ホルモン(LH)の分泌を調節する。
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成長ホルモン
早期閉経や排卵が非常に困難な場合の卵胞発育を促進するというGH-hMG法がある。
排卵誘発として成長ホルモンと使用する場合は、保険が効かないため自費となり、1回数万円×1周期で数回注射をするため、成長ホルモンの費用だけでも10万円〜20万円位(場合によってはそれ以上)かかってしまうそうです。
あまりにも費用がかかるために一般的な治療法ではなく重度の排卵障害の方のみが行うことが多いようです。
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セカンドオピニオン
直訳すると「2つめの意見」。
主治医以外の医師に治療方針などについての意見を聞くこと。
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セキソピット
(シクロフェニル)
内服薬の一番弱い排卵誘発剤。卵巣を刺激する性腺刺激ホルモン(ゴナドトロビン)の分泌が十分でない場合に有効で、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を促し卵胞の発育を助ける。
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切迫流産
出血やお腹の張りが続き、子宮が収縮するなどの状態が出ていて流産に移行する可能性のある妊娠状態をいいます。
適切な処置をすれば正常な妊娠へ戻れる状態です。
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セトロタイド
排卵抑制剤。体外受精時に排卵を抑制するために使用します。
現在、日本では無認可の薬のため現在は保険が適応されていません。
最近、この薬品を使って体外受精を実施する施設も多くなっています。
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セロフェン
(クロミフェン)
内服薬の排卵誘発剤。セキソピットよりもクロミッドのほうが排卵誘発力が強い。
脳下垂体を刺激して、FSHやLHの促し卵胞の発育を助ける。
排卵誘発のほかにも黄体機能を良くしたりもします。
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染色体検査
不育症検査の一つ。
均衛型転座という染色体異常があると、子供がそれを受け継いで流産してしまうことがあります。
検査は血液検査です。
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掻爬
(そうは)
人工妊娠中絶や流産の際、子宮に何も残らないように子宮壁の厚くなった部分をこそぎとるようにかき出すこと。
子宮内膜ポリープ切除などでも行う。
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早発閉経
(早期閉経)
早発卵巣機能不全。
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早発卵巣機能不全
40才以前に閉経になること。
卵巣に全く卵胞が認められないPDFと、卵胞が存在しているのに性腺刺激ホルモン(ゴナドトロビン)に反応しないGROSがある。
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ソフィア
黄体ホルモンと卵胞ホルモンを混合した薬。
受精卵の子宮への着床を助ける。
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